レカネマブの前に森林浴!森林セラピーも認知症やうつ病予防に注目されています!

ど~も~!綾町森林セラピストでAEAj認定アロマセラピストの一福です。

アルツハイマーの進行を遅らせる薬”レカネマブ”が承認されました。歓迎する声や使用に当てはまらなくてがっかりしている声がメディアからも聞こえてきます。
苦しんでいた人の光となる薬ができたのは素晴らしいのですが、価格が高いなどの問題も。
レカネマブのお世話になる前に認知症を予防できればいいとは思いませんか? 森林セラピーはアルツハイマーを含む認知症予防にも期待ができると学術的にも証明されています。

レカネマブの前に!脳を健康に保つ”食事・運動・リラクゼーション”

私は森林セラピーの前にアロマセラピーを学びました。その時に、健康のためには免疫力(自然治癒力)を高めるのが大事と教わりました。免疫力を上げる3本柱は、食事・運動・リラクゼーション(睡眠含む)。リラクゼーションは数回の深呼吸でもいいのです。お風呂に入って「あ~!」と声を出すだけでもOKです。

森林セラピーは、運動・リラクゼーションが一度にできる便利な予防医学でもあります。

レカネマブ対象のアルツハイマーやうつ症状はストレスから発生することが多い

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私の叔母は、とても社交性が高くしっかり者でしたが、若年性のアルツハイマーになりました。引っ越しで仲の良い友人たちと離れ、おしゃべりをする機会が格段に減ったのでストレスもたまったのでしょう。

眠りが浅いなどストレスを自覚できればよいのですが、人間の体はストレスに慣れていきます。慣れるので”これくらいは大丈夫”とつい思ってしまいます。スマホやPCは脳や体に負担をかけますが、慣れていると負担に感じません。そんな”慣れ”が蓄積されて、心身トラブルが引き起こされやすい体になっていきます。

森林セラピーは認知症やうつ症状の予防として研究されている

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香りは脳にダイレクトに届くため、アロマセラピーは認知症予防として研究されてずいぶん経ちます。同時に、森の中で五感を開く森林セラピーも認知症やうつ症状の予防分野として注目を集めています

森林セラピーは香り(嗅覚)に加え、触る、聴く、観る、食べるのすべての感覚を刺激。また、森を散歩することで運動にもなります。さらには、いつもと違う空気の中で森で進化していた本来の人間の力を取り戻すことができるのです。

森林セラピーは”人の心身をリセットする”と私は考えています。

森林セラピーの免疫力アップ効果は、ほぼ一か月持続

木に抱き着く

認知症やうつ病に限らず、心身の不調は免疫力の低下が原因。免疫力よりストレスが上回ると心身に不調が現れます。森林セラピーを行うと、前と後で参加者の顔が全然違うのに気づきます。森林セラピーで上がった免疫力は、ほぼ1か月はキープできるとデータが出ています。

ある論文では、1週間に1日1時間ほどの森林ウォーキングで認知機能や抑うつの改善が見られたとの結果もあります。『森林資源を活用した認知症予防』(国立医療長寿健康センター)

森へ行けない人のための疑似森林セラピー

森林セラピーや森の散歩が認知症の改善に良いと分かっていても、レカネマブを希望するアルツハイマーの方はもちろん、足が悪かったり、トイレが近かったりすると森へ行くのもためらわれるでしょう。
そのような方は、おうちでできる疑似森林セラピーがおすすめ。疑似森林セラピーでも、認知機能やうつ状態の改善効果が期待できる研究結果が出ています。

  • 視覚…森の中の動画。大きな画面だとより良い。
  • 聴覚(動画に音がない場合)…自然の音のCDなどを流す。
  • 触覚…木の板や木のブロックなどを手元に置く。
  • 嗅覚…木の香りの精油や、香りのある木くずなどで香りを楽しむ。
  • 味覚…食べられる山野草やハーブティーを楽しむ

高価なレカネマブは最終手段!健康になるために森へ行こう!

治療薬ができるのはとてもありがたいことです。ただ、アルツハイマーに限らず、脳の病気は長引く場合もあります。
私自身、てんかんで中学生のころから薬のお世話になって40年以上。都会にいる頃はなかなか薬も減りませんでしたが、綾町に越してきてからずいぶん安定し、薬も減りました。綾町の自然のおかげと思っています。少し疲れたら、町の中の森を散策に行きます。
健康になりたい方は、ぜひ一度、綾町の森林セラピーを受けてみてくださいね!

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