忙しい日々から離れて心身を癒す。それが森林セラピー！

やっほー！綾町森林セラピストの一福です。

毎日毎日、仕事や家事に追われて心身ともに疲れていませんか？そんな時は、ぜひ森林セラピーを試してみてください。

森林セラピーは、森の中を歩きながら五感で自然を感じ、心身の健康増進を目的とします。近年、科学的な研究でも森林セラピーの効果が証明されており、世界中で多くの人々が癒しを求めて森を訪れています。

森林セラピーとは一歩進んだ森林浴

単に森林を散歩するだけでなく、森でゆっくり休憩をし、五感で感じることを意識しながら森で過ごします。森の中で五感を開放し、人間が本来持っている人間としての力を取り戻すのが森林セラピーです。

森林セラピーには、科学的にデータがとられており、現在以下のような５つの癒し効果がしられています。

森の木々や土、草木から放出されるフィトンチッドは、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制する効果があることが分かっています。

また、気に触れるだけでも血圧が低下するデータもあります。森林セラピーはは副交感神経を優位にし、心身をリラックス状態へと導きます。

電子機器が現れてまだわずか。人間は電子機器に慣れるまで進化していません。森に入ることで、テクノストレスを癒せます。

フィトンチッドには、免疫細胞を活性化する効果があることも分かっています。森で五感を開くことで、免疫細胞が活性化し、風邪などの感染症にかかりにくくなるというデータがあります。

免疫力を下げるストレスを癒すだけでなく、人間が本来持っている自然治癒力を回復させることでも免疫力が上がります。

森の緑色は、脳をリラックスさせ、集中力を高める効果があります。また、森林セラピーは不快指数を下げ、快適な環境を作り出すため、頭がスッキリして仕事や勉強に集中しやすくなります。

木々が見える窓の近くで仕事をすると効率がアップするというデータも。森林セラピーは日々の暮らしの中にも取り入れられます。

森林セラピーは、体内リズムを整える効果があります。また、自分に合ったレベルで森を楽しむと心地よい疲労が、良い睡眠に導くでしょう。

明かりのない時代から、森の中で進化したリズムが体の中に整います。

現在、森林セラピー界隈で暑く研究されているのが認知症予防です。木々の緑が脳をリラックスさせ、集中力を高めるのは前述のとおりですが、自然の中で過ごしてきた高齢の方々には、木々や土に触れるのが、心身により良い結果をもたらすことが分かってきました。

森林セラピーは、特別な道具や服装は必要ありません。動きやすい服装と靴で、森林の中をゆっくりと歩き、のんびりと休憩しましょう。また、五感を使って森を感じることが大切です。木々の香りを嗅ぎ、鳥のさえずりを聞き、木の幹に触れてみてください。

一度、ガイドの人と行くと後は一人でもできますよ！

森林セラピーは、心と体をリフレッシュし、健康増進に効果的な方法です。でも、難しくはありません。森の中は、都会とは違う時間が流れています。忙しい毎日を忘れて、ゆっくりと森の中を歩いてみてください。きっと、心も体もリフレッシュできるはずです。

今年もお茶摘みをして紅茶を作っている間に野首の森の散策です。定員は6名。
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