ど~も~!アロマセラピストになって20余年。綾町住みの一福です。
アロマセラピーを深く学ぶ過程で少し勉強したのが漢方。旬のものを取り入れれば、体を整えやすいので、日常生活にも組み込みやすいです。
9月になり、昼間は暑くても朝夕に秋の気配。寒さに向けてゆっくりと体が変わっていく頃です。
漢方でいうと秋は呼吸器系が乾燥で傷みやすい季節。このような季節の漢方のおすすめ食材が梨(ナシ)です。梨のすっきりとした甘さと瑞々しさで、体を潤しましょう。
秋の体を潤すナシが並ぶ綾町の綾手づくりほんものセンター
旬のものが並ぶ綾町の綾手づくりほんものセンター。ここに行くたび、私はアロマテラピーを教えてくれた先生の「病あるところに薬あり」という言葉を思い出します。食中毒が多い夏に殺菌作用の強いシソがすくすくと育つのをたとえに教えてくださいました。
漢方でも、「旬のものが体を助ける」という考え方があります。漢方で初秋におすすめされるナシも、秋の気配が感じる今が出盛りのようです。
冷房で空気が乾燥しているなら、体を潤すナシを積極的に食べよう!
秋は漢方で、”乾燥が徐々に強まり呼吸器系(肺)を痛めやすい季節“と位置付けられています。ところが、現在では湿気が多いはずの夏に空調の効いた部屋にいるとどうでしょう?乾燥しやすくなっていませんか?
瑞々しいナシは水分が多いだけでなく、漢方では食べると体全体を潤すと言われています。冷房での乾燥ダメージを癒すためにも少しナシを食べてみましょう。
残暑の頃にこそ食べたい!ナシは体を涼やかにする
漢方ではそれぞれの食材に温熱の性(気)があてはめられています。ナシが持つのは”涼性(りょうせい)”の気。体を少し冷やします。まだまだ残暑厳しい時にぴったりの食材です。
冷え性の人は、少し火を加えて食べるのがおすすめ。電子レンジで少し温めるのもよいでしょう。
ナシをはじめ、季節の野菜や果物が並ぶ綾手づくりほんものセンター
まだまだ暑さは残りますが9月が近くなると、綾町の綾手づくりほんものセンターは夏の名残の中に秋の気配が漂います。ナシだけでなく、早生ミカンやサトイモ、栗も出ていました。
間もなくやってくる寒い季節に向かって、おいしく体を整えましょう!